内科
内科では各医師が専門分野を持ちながら、地域のかかりつけ医として総合内科的な診療も実施しています。ある症状に悩まれていても、どの科にかかればよいのか分からないという時には、まず当院内科にかかってみられてはいかがでしょうか。専門的な診療が必要と考えられれば当院の専門医あるいは専門機関へのご紹介もいたします。また、内科系の専門外来として糖尿病、循環器(心臓)、呼吸器(肺)、消化器(胃腸)・肝臓、神経内科があります。専門外来の多くは予約制となっておりますので、前もって電話等でお問い合わせいただければと思います。
糖尿病内科
糖尿病は、インスリンが十分に働かないため、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンで、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
主な対象疾患
- 糖尿病
- 甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病など)
※上記は一例となります。
主な症状
- 口渇、多飲、多尿、体のだるさ足のしびれ(神経障害)
- 目のかすみ(網膜症)、体のむくみ(腎症)、発熱(感染症)
- 疲れやすい、じっとしていてもドキドキする、微熱がある、息切れがする、汗をかきやすい、手や指が震える、食べても痩せてしまう、喉が腫れる、冷え性、足がむくむ食欲がないのに太ってしまう
元気がない、声に張りがない
消化器内科
胃・腸・食道・肝臓・胆道などの消化器について診察します。医師が診察によって必要だと判断した場合は、それぞれ精密検査や治療を行います。
主な対象疾患
- 逆流性食道炎
- 胃がん
- 胃潰瘍
- 胃炎
- 十二指腸潰瘍
- 大腸ポリープ
※上記は一例となります。
主な症状
- 胸焼け、口の中が酸っぱくなるまたはにがり、不快な口臭、胃液があがってくる感じがある
- みぞおち周辺の痛み、不快感・違和感、胸焼け、吐き気食欲不振
- みぞおちの痛みがある(特に空腹時)、げっぷがでる、吐き気がする、胃もたれがする、食欲不振、血便がある
- 胃の痛み、みぞおちのキリキリした痛み、げっぷの頻発、喉が詰まった感じ
- 吐き気、嘔吐、発熱、右上腹部の痛み、黄疸
- 腹部の張り、下痢と便秘の繰り返し
内視鏡内科
内視鏡カメラを使用し異常がないか検査し、胃がんや大腸がんなどの早期発見を目指します。また、必要であれば直接映像を見ながら、検査や治療・処置を行います。
主な対象疾患
- 胃潰瘍と十二指腸潰瘍
- 胃がん
- 食道がん
- 大腸がん
- 胆道がん
- 膵臓がん
- 大腸がん腸閉塞
- 逆流性食道炎
- 炎症性腸疾患
- 総胆管結石
- 胆道結石
- 膵石
- 胃ろう
※上記は一例となります。
主な症状
- 血を吐く、便に血が混じる、便が黒い
- 腹痛、腹部膨満感、胃もたれ、嘔気、嘔吐
- 胸やけ、胸の痛み、胸に物がこみ上げてくる、胃酸が上がってくる、食べ物がつかえる
- 背部痛、心窩部痛、心窩部灼熱感、しぶり腹、便秘、下痢、粘血便、食欲不振、貧血
- 黄疸
神経内科
神経内科は、脳・脊髄(脊椎を含む)、末梢神経、筋肉を専門とする内科のことです。神経に関する病気を内科的に治療します。
主な対象疾患
- 脳血管障害
- 認知症
- パーキンソン病など
- 頭痛
※上記は一例となります。
主な症状
- 頭痛、めまい、舌のもつれ、手足のしびれ
- 数分前、数時間前の出来事をすぐ忘れる、同じことを何度も言う・聞く
- 力が入らない、スムーズに体が動かせない、ふらつく、ろれつが回らない、認知機能低下
- 頭痛、しびれ、めまい、うまく力が入らない、歩きにくい・ふらつく、つっぱる、ひきつけ、むせやすい
循環器内科
心臓や血管など循環器と呼ばれる器官に関連する診察や治療を行っています。胸痛や息切れなどの症状のほか、心臓病の原因になる生活習慣病の診療にも対応します。
主な対象疾患
- 心不全
- 心機能障害
- 高血圧症
- 不整脈
※上記は一例となります。
主な症状
- 動悸、疲労、息切れ、狭心痛
- 呼吸困難、むくみ
- 頭痛、めまい、むくみ、肩こり
- 胸が締め付けられるように感じる
- 脈がとぶ、一瞬だけドキッとする、胸が一瞬つまる感じがする、ドキドキする、胸が苦しい
呼吸器内科
たん、咳、呼吸困難などの気管、気管支、肺疾患を中心に診療を実施しています。咳やたんが続く、息が苦しい、息切れがするなどの症状がある場合は、呼吸器疾患の可能性があるため受診を推奨します。
主な対象疾患
- 扁桃炎・咽頭炎
- 気管支炎
- 肺炎
- 気管支喘息
- 気管支拡張症
- COPD
(慢性閉塞性肺疾患) - MAC症
(非結核性抗酸菌症)
※上記は一例となります。
主な症状
- のどの痛み、声がかすれる、声が出しにくい、のどのヒリヒリ感、のどの違和感、咳が続く、たんがでる、発熱がある
- 頸や背中の痛みやこわばり、肩こり、手足の筋肉痛や関節痛
- はじめは喉の痛みや鼻水、鼻づまり、38℃を超える発熱、咳、たん(黄色や緑色)、呼吸困難、息切れ、悪寒
- 胸痛、呼吸困難、咳
- のどが「ゼーゼー、ヒューヒュー」いう喘鳴、急に動けなくなる、背中の張り、空咳
- 咳や黄色味がかったたん、血たんが慢性的に出る、発熱や胸の痛み、喀血